猫目

マイ・ボディガードの猫目のレビュー・感想・評価

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)
3.8
「イコライザーfinal」で18年ぶりの共演と言われていたデンゼル・ワシントンとダコタ・ファニング。その初共演の作品がアマプラにあったので。こちらを先に観ておけば良かった。
身代金誘拐が頻発するメキシコシティで裕福なお家のお嬢様ピタ(ダコタ)のボディガードとして雇われた元米軍の対テロ活動をしていたクリーシー(デンゼル)。ある巧妙な策に嵌りピタの送迎中に誘拐事件に巻き込まれてしまう。
前半、時間かけて無骨なクリーシーと純粋なピタの出会いから友情に発展するまでを描いているので、父娘を観ているようで感情移入しちゃった。ここでダコタ・ファニングの名演技が光ります。嬉しい時の弾けるような笑顔、悲しい時の行き場のない泣き顔。2時間強の映画ですが展開が気になってハラハラドキドキあっという間でした。

【ちょこっとネタバレありの感想】

当時南米での誘拐事件とはビジネス化していたようで拐う役、監禁する役、お金受け取る役など分担されているらしい。事件発生時、クリーシーが銃撃を受けながらも自身の記憶から誘拐犯の顔を突き止めて、事件が起きた順番に犯人達を追い詰めていく。観てる側にもどういう順に事件が起きたのかわかる親切設計。
そして、曲者俳優が何人か出演しているので、話が二転三転して一筋縄ではいかない展開に!
最後が私としては納得いかないのですが、あのラストが好きな方も多いのかな。
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