このジャケットから感じられるイメージ通り。ある種のノスタルジーに溢れるドタバタコメディ。
これぞ80年代、という雰囲気がたまらん。当時のいかがわしくて、多幸感に溢れるニューヨークが味わえるだけで価値がある。
正直若きマイケル・キートンの活躍を観られる以外は、本当にとりとめのないシーンの連続で、しかも割と長いので結構ダレる。
でも、あのラストシーンの素晴らしさで全て帳消しになる。あれは退屈な一連のシーンも含めて、ずっとあのキャラクターたちを追っかけてないと得られない感慨。
きっと最後は「いい映画だったな〜」と言う感想で終わるはず。
ロン・ハワード監督だというのは、実は観た後に知った。(なんでも撮れるな)