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美しき小さな浜辺のotomのレビュー・感想・評価

美しき小さな浜辺(1948年製作の映画)
4.6
訳ありで濡れそぼった仔犬みたいな目をしたジャラール・フィリップがハマってる。孤児と大人の厳しい関係性でも小さな浜辺はいつまでも美しい。辛い記憶でも足が向いてしまう迷走感にメンタル共にズブ濡れ状態で重い。同じ境遇の少年に肯定されるラスト〜浜辺のシーンが実に皮肉的。固定位置の爺さまがかなり良い演技しとる。
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