つっつー

ソナチネのつっつーのネタバレレビュー・内容・結末

ソナチネ(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

度々容赦ない死が映るから、画面には常に死臭が漂ってる。風光明媚な背景に漂う死臭ってだけでも違和を感じるのに、その中で死に場所を探してる村川が遊びに興じて生き生きとしてて、生も死も混然一体となってものすごく妙な感じに。
たけしが麻原彰晃と対談する動画をyoutubeで観て、その中で「生と死は表裏なんだから生について考えたら同じ分量だけ死を考えないとバランスが悪い」といった旨の発言をしていた。生と死が同じ分だけある世界がソナチネだとして、たけしがこの世界に生きてきたとしたら畏怖を抱く。たけしもんげー。