このレビューはネタバレを含みます
邦題詐欺。
風変わりなミリタリーファンタジー。
森で迷ったアメリカ兵の小隊。
お城に辿りつく。
子供ができない伯爵の代わりに婦人と寝る隊長(少佐)
教養があり美術品の価値を知る太尉。
パン職人のコロンボ。
娼館に水中を走るワーゲン。
🤣
撮影も凝ってるし切れ味の良いカット割り。
大人のお伽話。
洒落た戦争映画といえば「まぼろしの市街地」を思い出す。
城は手入れが行き届いていて美術品だらけ。蝋燭なんて使いたい放題。娼館もゴージャス。夢か幻か?こんなところにいたらダメ人間になりそう😅
パン屋さんもありえないくらいパンがあったし。
後半はガッツリミリタリーテイストに🔥
兵士の一人が語り手であり作家志望で劇中の出来事を記録している。
芸術を愛でる心と戦争の虚しさ。
戦争に疑問を抱き除隊して小さな宗教を作った人たちも面白おかしく出てたな。
ヘンテコながら深いテーマを盛り込んだ怪作でした。
タイトルの大反撃をしてくるのはドイツ軍。
史実的にはこの後に「バルジ大作戦」