ハレ

スリーパーズのハレのレビュー・感想・評価

スリーパーズ(1996年製作の映画)
3.0
世の中、ジャニーズ事件に吹き荒れているまさに今、タイムリーな映画だった。こちらは少年院での性暴力。以前にはカトリック教会でも起きていたね。
権力や地位を持つとなぜか抑えられない欲望が顔を出す。悲しいかな人間は同じことを繰り返す。それでもまだ人間の英知と良心を信じて進む、解決にはそれしかないのだろうか。

ここから少しネタバレ

少年院を出所して大人になった少年たちが憎い看守を射殺。裁判にかけられるが無罪を勝ち取る。この勝ち取り方が私はどうも気に入らない。この映画は事実をもとにしているとも言われているが、まったくのフィクションにして痛快に終わらせて欲しかった。なんか残念感を引きずる。
ハレ

ハレ