ひらり

学校のひらりのレビュー・感想・評価

学校(1993年製作の映画)
5.0
どんな映画なのか少しだけ見るつもりが作品にキャストに引き込まれてしまった。

様々な事情を抱えながら夜間中学校に通う個性派揃いの生徒達。特に田中邦衛さん演じるイノさん!
独特な雰囲気を醸し出す面白さ、傷付き
怒りをぶつける真剣さ、字を学び恋文を書く可愛らしさ。名演技。
教師役の西田敏行さんも温かくとても良かった。

イノさんの死から“幸福とは“話し合う生徒達。
学校の在り方、教師の在り方を見せつけられました。

学校は勉強だけでなく人生で大切なことを学ぶ場でもある。
人生の通過点で誰と出会うか大切だなと改めて思った。
自分にも小学校の担任の先生が勉強以外の大切なことを教えてくれたことを思い出した。会いたいな…

他者との関わりを持ちながら学び卒業してく生徒達。

渥美清さんがわずかだけども出演。
メロン🍈が小物として演出。
寅さんを思い出させる粋な計らいも好き
ひらり

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