このレビューはネタバレを含みます
15世紀末のパリ。街の中心に建つノートルダム大聖堂の鐘楼に、カジモドという名の鐘つき男が住んでいた。心優しい彼は、醜い容貌を理由に塔に閉じ込められており、3体の石像を友として育つ。年に1度の祭りの日、彼は外界で浮かれ騒ぐ人々を見るうちに憧れが膨らみ、ついに鐘楼を抜け出す。そして、美しい踊り子エスメラルダと出会い、舞台で道化の王に選ばれる。人々がカジモドの容貌を嘲笑する一方、それをかばうエスメラルダ。そして、カジモドは、街の権力者に狙われた彼女を救おうとするうちに少しずつ変化していく。