無花果

読書する女の無花果のネタバレレビュー・内容・結末

読書する女(1988年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

彼女への身勝手(あまりにも身勝手)な視線や行動を排除した場合、ジュテームと声高らかに叫びたいほどなのに。傾いた天窓とベッドのみのようなこざっぱりした部屋、ベッドの中で読書をするたのしみ。よく身につけていた、明るい水色に近いブルーのニットと同じ色のニットを持っている、グレーに合わせるとやっぱり可愛いよね…たくさんの柔らかな手袋たち、手袋つけたままサインをする行為。黄色い雨合羽で たのしく歩く。そしてすべて、何が起ころうと軽々と歩く。“これらが可能”な世界にジュテーム。唐突なマリアデメディロスに悶絶、彼女が大好きなもので。