タズシネマ

チェンジリングのタズシネマのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.0
【タズシネマ】
完璧と思うです。何が完璧って、イーストウッド独特の社会風刺や心理描写が時代とプロットがあっててそれがアンジーの悪目立ちさせず演技力をちゃんと見せつけてくれてる。(アンジー作品て意外とハズレ多いんですよ。あくまでも私見です)。で組織腐敗やマスコミを批判しながら誘拐ものサスペンスとしてもしっかりしてて最後までどうなっちゃうの?とドキドキ。やっぱりイーストウッド好きだな。

誘拐された息子が見つかった。が、戻った息子は別人。。警察が評価あげる為に適当なみなしごを教育して連れてきただけだった。何度も警察に訴えても取り合ってもらえず挙げ句の果てに病気扱い。孤独な闘い。はたして本当の息子は戻るのか。

・警察ムカつくわー
・偽息子がさらにムカつくわー
・マルコビッチかっこいいわー

終わり方もイーストウッド節炸裂。個人的にふわっとした終わり方苦手なんだけどイーストウッドはそこを凌駕するです。
そしてこれが実際にあった事件てのがすごい。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ゴードン・ノースコット事件
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