Yoshishun

劇場版 銀魂 新訳紅桜篇のYoshishunのレビュー・感想・評価

劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(2010年製作の映画)
3.6
銀魂は永久に不潔です!
……とことん不潔な漫画が銀幕デビューしちゃった!

ファンの中で1番人気の長編である紅桜篇を90分でうまくまとめた映画。
いやー、編集の力って大事ですね(^.^)

天人(いわゆる宇宙人)によって開国させられた江戸を舞台に、侍の魂をもつほぼニート侍・坂田銀時、絶滅危惧種の夜兎族の娘であり万津屋の紅一点・神楽、そしてまあどこにでもいるメガネが大活躍する初の長編。

原作の大ファンである僕も、まあまあ満足できるレベルの代物。やっぱり焼き直し感は否めないのが正直なところ。ただ、ただ劇場版ならではの映像には仕上がってます。どんなに低俗な連中でも本気出せばちゃんと映画作れることがわかりますよw

そして、特筆すべきなのは実は本編ではなく、OPとED後なんです。実際、めっちゃ笑えるのはその2ヶ所なんです。一応本編も笑いあり、涙あり、メガネなし(嘘)な、如何にもジャンプらしい作品ですけど、やっぱり映画の中でも万津屋含めたバカ共はやってることが変わらないことが証明されました。今回はまだゴリラ原作者が口出ししてない分、スタッフの遊び心がたっぷり。

まあ、それなりのバカやってるからこそ、熱いところではとことん熱くなれる。これにノれない人はとことんノれないのだが、ノれる人はとことんノれる。好き嫌いがある銀魂の魅力ですが、僕は大好きです("⌒∇⌒")

そして、名台詞の数々も忘れてはいけない魅力の1つ。これが無ければ、もう何?銀魂の魂が無くなっちゃうようなモンだよ、もれなく銀だよ。

取り敢えず、銀魂初心者よりも完全に世界観が解ってるような連中の方が圧倒的に楽しめる作品ですね。どれだけ銀魂が好きかによって、本作への評価は変わると思います。

ちなみに、完結篇は既にレビューしてあるのでご勝手にどうぞw


…………そういえば、何で本作観たかというとですね。簡単にいうと実写版キャスト第3弾が発表されたからです。もう観た人はわかるかもしれませんけど、あれ絶対紅桜篇だよねw?鬼兵隊が出てるだけじゃ確信できなかったけど、鉄子と鉄夫がいる時点でもう確信犯だよね?しかも、高杉は堂本剛!藤原竜也か山田孝之かと思ってた自分には意外なキャスティングでした。そして、福田組常連の佐藤二郎と安田顕も登場…………ここまで発表されて未だに全く知らない俳優が出ていないという、製作費の半分はキャスティング?と思わせるほどの豪華っプリ。というか、あんな下劣な漫画(誉めてる)にここまでのキャストが集結してくれるなんて……観るのが怖い気もしますが、公開されれば絶対観に行きたいと思います‼

それでは、最後に締めのあれを!


3、2、ワン,ピース!!!!!
Yoshishun

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