アイアンサムライ

奇跡の朝のアイアンサムライのレビュー・感想・評価

奇跡の朝(2004年製作の映画)
2.0
いきなり道路を埋め尽くす人の群れから始まるこの映画。過去10年に死亡した人たちが突如生前と同じ姿で一斉に現れる。

公開時はフランス版「黄泉がえり」とか言われていたが、「4400」に例えたほうがいいかもしれないね。

生きてる人との違いは体温が死体と同じ低さということ。

愛した夫を失い、引きこもりがちだった妻の元に突然帰って来る夫。
様々な人々の戸惑いと喜びが渦巻く中、生き返った人たちの様子が怪しくなっていく・・・

なんというか、感動でもなく、ホラーでもなく本当にファンタジーという感じ。
「観客自身が考えてください。」という結末がちょっと

監督の舞台挨拶のとき、「最後はどういう意味ですか?」という質問をされた人が居たのですが、「映画には必ずしも定められた答えがあるとは限らない。」と返した監督。まあいいんだけども、これに関してはそういうんじゃないんだよな・・・