えいがんご

UDONのえいがんごのレビュー・感想・評価

UDON(2006年製作の映画)
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田舎人文飯テロ映画、ストーリー音楽構成諸々含めてなんか物足りない2時間を惰性で過ごした。

原因は明らかで、まず主人公が奔放過ぎて感情移入できないのと、すんなりタイプのサクセスストーリーで観客がおいてけぼり、無理矢理な死、等々。

僕全然映画に詳しくないんで、これが実はすごい隠し要素とかあって評価されてるならごめんって感じ、

ただ面白いところもあって、さぬきうどんブームで、都心でもメディアに取り上げられるっていうとこが、本物のアナウンサーを多様したり、本物の番組を劇中劇として再現することで、現実世界のリンクを感じさせようとしてきた。アナウンサーはアナウンサーを演じる、それは演じているのだろうか?生きているだけなのだろうか?

まああととても印象に残ったセリフ。
「(ソウルフードとは)食事じゃなくて挨拶みたいなもの」っていうのがほんとに良かった。
いつも心のどこかにソウルフードはあって、心の拠り所で、味ではなく、どこで、誰と、どうやって食べたかっていう食べるという生命維持活動であるようでどこか儀式的な意味合いを我々はソウルフードに求めているんだな、って思ったそこだけめちゃ良かった〜

踊る大捜査線見てみようと、思います。