いぬたけ

魚影の群れのいぬたけのレビュー・感想・評価

魚影の群れ(1983年製作の映画)
3.7
長い割に全体としてストーリーが繋がっていない感じがあって途中やや退屈するが、マグロ釣りシーンの迫力には眼が覚める。
さて佐藤浩市が若い。体から醸し出される生命力みたいなものは昔から変わらなかったんだなと思う一方(やっぱり多毛が印象的)、身体の線は細く、ドジで、頼りない。一方の緒形拳は筋骨隆々、体力の充実したかっちょいいおっさんで、当時の佐藤浩市との対比と、現在の佐藤浩市との類似を思うとなんだか可笑しい。