テロリ

チ・ン・ピ・ラのテロリのレビュー・感想・評価

チ・ン・ピ・ラ(1984年製作の映画)
4.5
ヤクザとチンピラの狭間で苦悩する男2人の生きざま&友情を描いた映画。柴田恭兵の演技、生々しさがあってものすごく役柄に合ってました。

残り15分あたりまではもうかなり良くて、だいぶ前のめりで見てたんですが、ラストは唐突だし二番煎じ感もあり、正直あまり好きじゃなかったです。もっとシリアスで重い雰囲気のまま終わってほしかった。ちょっと違えばかなりの名作になったのでは…。

ちなみに本作大きな見どころの1つは、約40年前のリアルな渋谷の街がじっくり見られる点。当時のファッションや言葉遣いが素敵。一方、道玄坂とかは思ったより今と変わらなくてびっくり。乃木坂のとこのデニーズもこの頃からあったのか!と興奮しました。いいものを見た。
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