籠

ブラック・コメディ ああ!馬鹿の籠のレビュー・感想・評価

3.5
振り幅の広い須川栄三の極上のフィルム状態から想像される人気度低さに等しいすべりまくるドタバタ。「首」の翌年の小林桂樹が外見が全く変わらず違う役を演じているのが妙味。狂った長廻しのオープニングとザ・ハプニングス・フォーの出番の狂った位置のカメラは必見。
高橋紀子にとっては一瞬の裸体含めて代表作か?
一瞬の中川梨絵(さかゆ)は最後の方にようやく登場するがとてもキュート!
大音量でのゴールデン・カップスの本牧ブルースが流れるのはザ・ハプニングス・フォーよりも嬉しかった。
小沢昭一については「サラリーマン 悪党術」を観てから「悦楽」含めて何かを記すかもしれない。
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