肉鹿

木村家の人びとの肉鹿のレビュー・感想・評価

木村家の人びと(1988年製作の映画)
4.0
お金を愛し日夜小銭を稼ぐことに一生懸命な守銭奴家族、木村家。しかし、祖母と長男のとある行動で一旦考え直そうとするが———「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品。

木村家の日常がおもしろすぎる!
自分たちだけじゃなく周りの人も使って、究極的なまでに小銭を稼ぐ姿は必見!バイタリティしかないや😂
でも細々とした節約はしてないから明るくてざっくばらんなのも魅力😆

そのなかでも夫婦のセックスにまでお金が絡んできたのが馬鹿馬鹿しすぎて楽しい!2人の間で行き交うお金が100円ずつだったのも生々しくなりすぎてなくてよかった。お札だったら引いてたw

さらに愛用しているテーブルは時短や使い勝手のよさで中華テーブルだったり、子供用室内すべり台も時短のため使ってたりという部分が細かいリアリティ感じれて好き!
格安で仕入れた商品券の現金化なんていう禁断の錬金術までしてるよ🤑

意外と深く家族の在り方を問い直すストーリーなのもよくて、最後も安易だけど感動的。間違いなくこの家族は人生楽しんでるし、お金に価値がなくなった世界になっても自分たちで通貨作って楽しく生きてそう😆強い!
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