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男はつらいよ 奮闘篇のkazu1961のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)
3.7
▪️Title :「男はつらいよ 奮闘編」
Original Title :※※※
▪️Release Date:1971/04/28
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-277 再鑑賞
▪️My Review
☆シリーズ第7作、今回のマドンナは榊原るみ(初代マドンナの光本幸子も登場)
天使のように純粋は花子と寅さんの楽しい日々。青森県の岩木山の自然に抱かれて育った少女・花子に榊原るみ。これまでの大人の女性や、若い女性のマドンナとは違う少女への、寅さんをはじめとする、柴又の人々の暖かい目線。花子の身元引受人の朴訥な教師を田中邦衛が好演。山田監督が落語を提供したこともある、柳家小さんが、ラーメン屋店主で出演。その話芸が堪能できます。今までの寅さんの恋とは少し違いますね。「帰ってきたウルトラマン」榊原るみは可愛くて私たちの憧れでした!!田中邦衛も五郎さん、良い味だしてます。
それにしてもラーメン80円、帝国ホテルは1万円で泊まれるのですね(笑)

ロケーション
● 新潟県 魚沼市並柳 越後広瀬駅
● 静岡県 富士市
● 静岡県 沼津市ラーメン屋来来亭
● 静岡県 沼津市沼津駅前交番
● 青森県 弘前市弘前駅
● 青森県 西津軽郡 深浦町 大字驫木 五能線 驫木駅
● 青森県 西津軽郡 大戸瀬村立田野沢小学
● 青森県 弘前市 常磐の字湯野沢・岳温泉前バス停

▪️Overview
寅さんの母・お菊(ミヤコ蝶々)が、久しぶりに柴又を訪れる。そこへ寅さんが帰郷し、さくらと共に、お菊の宿泊先の帝国ホテルに向かうが、子供のように愚行を重ねる寅さんに、お菊は愛想を尽かす。旅に出た寅さんは、三島で東北なまりの少女、太田花子(榊原るみ)と出会い、知的障害を持つその身を案じるが・・・
松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズです。69年8月27日に第1作を公開したことから、シリーズの歴史が始まりました。83年、“一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックに認定。日本中から愛される作品として、渥美清さんが亡くなるまで作り続けられました。このシリーズは原則としてお盆と正月の年2回公開されたが、お盆公開の映画の春から夏への旅は、南から北へ、正月公開の秋から冬への旅は、北から南へ旅することが多かった。画面に映し出される日本各地の懐かしい風景が、シリーズの魅力の一つでもある。
観直して、往年の大俳優の若い頃が観れるのも楽しみですね!!
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