よー

告白のよーのレビュー・感想・評価

告白(2010年製作の映画)
3.8
2024年62本目
今まで見た映画の中で最も胸糞悪い気持ちになった。
元々原作は読んでいて割と好きな話だったのだが、まあ実際に映像で見ると気分が悪い。
生々しくて、気持ちが悪くて、誰にも共感できないのに妙にリアリティがある。
松たか子がハマり役すぎる。
また、映画の雰囲気もずっと暗く、引き込まれてしまう。
ストーリーは本当に胸糞悪い。
誰にも共感できず、誰にも救いがない。
あまりにも「嫌」がすぎる。
共感できないのにリアリティがある人物を描くのがうますぎる。
直樹の母親が「天国に行きます」と書くところの間合いが完璧すぎて震えた。
全く好きじゃないのに評価せざるを得ない傑作。
ただ、ちょっとあまりにも気分が悪くなりすぎたのでこの後には爽快な映画を見たいと思いました。
よー

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