このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★1.5 終盤★1.5
見どころ
◯大ヒットした『インデペンデンス・デイ』の次作となるパニック・ディザスター・ムービーをお得意にするR.エメリッヒ監督作。
気になる点
●“怪獣”ではなく“恐竜”なゴジラなんでどうしても『ジュラシック・パーク』シリーズ、そして『エイリアン2』っぽくて既視感ありあり。
☆総評
“モンスター”を見たいのに“ダイナソー”なキャラデザのゴジラでは盛り上がらない。
ゴジラの全体像ではなく“足”だけしかフライヤーで見せていない、見せられない自信のなさの現れだ。
そもそも“ゴジラ”と名乗っているので“ゴジラとして評価する”のが筋であり、ラジー賞受賞も納得の“ゴジラ映画”でしかなかった。
水爆実験から変異したトカゲ(イグアナ)のリアリティーを追求し作り上げた作風なのは理解できるが、“ゴジラ”にそのリアリティーが必要あるとは思えなかった。
てっきりエンドロールではジャミロクワイ「Deeper Underground」が流れると思っていたが、 途中のパーティーで微かに聞こえる程度のサントラだったとは…!
2024年39本目・再鑑賞