うにたべたい

超忍者隊イナズマ!のうにたべたいのレビュー・感想・評価

超忍者隊イナズマ!(2006年製作の映画)
4.0
太秦映画村30周年を記念してスーパー戦隊シリーズとタッグを組んで作られた、特撮+時代劇の融合をテーマにしたオリジナル作品。
出演者の多くはマジレンかデカレンの出演者で、特に主役のイナズマ3人は、マジレッドとマジイエローとマジブルー、敵の怪人3人はマジシャインとマジグリーンとルナジェルで構成されていて、マジレンジャーファン歓喜のキャストとなっています。
ちなみにマジピンク役の別府あゆみもチョイ役で出演します。

時間移動や空間転移が実現可能となった近未来が舞台。
子供向けの特撮番組の企画を持ち込んだ駆け出しプロデューサーのジュン(デカピンク役の方)は、ダメ出しをくらい、素人出演のバラエティーを撮るよう命令を受け、新米アシスタント・倉田宮(こちらはデカレッド)と江戸時代にタイムスリップする。
そこでおとぼけ3人を見つけ、3人を騙すためにへっぽこヒーローイナズマの衣装を着せて修行をつけ、その気にさせることに成功するが、そこに本物の怪人が現れてしまう。

始まり方は特殊ですが、そのままニチアサで4クールやっても不自然でないほど特撮ヒーローものらしい作品です。
50分もない短い内容ですが、3色の忍者ヒーローが鍛えた技で戦う様はまさに戦隊モノ。
最後は敵がお約束通り巨大化して、こちらも忍術で巨大化して戦います。

お祭り色の強い作品ですが、楽しく見れました。
続編として「超忍者隊イナズマ!!SPARK」もあるのですが、なぜかFilmarksに登録されておらず、結構有名作だと思うのですが、不思議なことです。
ニチアサファンは必見の作品だと思います。