かずシネマ

櫂のかずシネマのレビュー・感想・評価

(1985年製作の映画)
3.0
紳助わっか。ほっそ。

ちょっと味が控え目かなー?と思ってたけど、兄弟が巻き込まれたあの乱闘シーンがしっかり五社監督でフフフとなったわ。全く笑うシーンじゃないけど。
それといつもの事とは言え、ラブシーンがやっぱり只の男性向けでしかないのは気になるな。

ストーリーは正直「ふーん…」と思うくらいの物だった。
奥さんが主役なのだろうけど、結局どの人をメインに据えたいのか少し分かりづらかった。
群像劇というバランス感覚ではなかったし。
緒形拳の役は、奥さんがそもそも何が良くてこの人に惚れたのか全く分からない程に性格が普通に最低だったw

「泣くがや!泣くがや!」言うて子役の赤さんをマジで泣かすの酷くて笑う。

奥さんが女性特有の病気で辛い時によりにもよって他の女性が生んだ子を育てよ、お前に投げる、それくらいして当然だ、というのは…。
それって奥さんにとっても生みの母親にとっても最悪でしかない。
病気の事を知らないとは言え、草笛光子が上手いこと神経逆撫でてくれる台詞を言うのがええなw
あの旦那ならそらあれぐらいするわな、とは思うけど。
でも、ああいう感じに、その人が置かれた状況や事情をよく知らないのに叩くってのは今でもある事やなと思う。


真行寺君枝さん綺麗だったなー。
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