Gatt

ため息つかせてのGattのレビュー・感想・評価

ため息つかせて(1995年製作の映画)
3.6
F・ウィテカー監督デビュー作ながら、結婚と恋愛の傷に向き合っていく女性たちの物語。超ゴージャスな参加アーティストのサントラが有名ですが、物語はわりと地味め。出てくる男が、何せつまらない男達ばかりだけど、どうしようもなくリアルでw、笑えなかった。

一応ラストシーンが大晦日になる設定なので、この年末年始の時期に観ようかと思っていたのだけど、そんなに特別感はありませんw。まぁ新年前に新しい気持ちで終わろうかって雰囲気。

バーナディン(アンジェラ・バセット)は、11年連れ添った夫から離婚を切り出される。しかも浮気相手は白人。
グロリアは、旦那からゲイである事をカミングアウトされ、衝撃を受ける。
ロビンは、経済的にも自立し美人だが、男に騙され続けていた。
サヴァンナ(ホイットニー・ヒューストン)も、かつての恋人ケネスと再会する。彼は妻との離婚を考えているというが、一向にその気配がない。

演技としてはアンジェラ・バセットが圧巻!ブチ切れ点火シーンやバーでのシーン最高です。
個人的には、ホイットニーの相手役デニス・ヘイスバートのモアイ顔🗿に、一番イラッとしてたw。典型的な いい人路線不倫男。
「エデンより東に」の人ですね。

サントラはBabyfaceがプロデュース。全盛期。ねちっこくもメロウなサウンドが目白押し。でもちゃんと映画を邪魔しない曲たちでした。兎に角参加メンバーが凄いので90sR&Bファンにはマストです。
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