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パンチドランク・ラブのyksijokiのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
3.8
内気だけど短気なビジネスマンが興味本位のテレクラによるトラブルに巻き込まれながら人生初の大恋愛を追いかける話。PTAらしい青と赤の色使いがとても素敵。ストーリーもらしさはありつつも芯が通っていて、アダムサンドラーの愛くるしい演技が際立ってて楽しかった。

8人兄妹で自分以外全員女性という女系家族の中で内気だけどキレやすいという不思議なキャラクターと、PTAらしい、訳のわからない設定たちとがうまく絡み合っていて良く分からないけどなんだか惹き込まれる画作りに吸い込まれた。

特にハワイでのシーンはとても素敵なカットばかりで色の使い方とカメラワークとめちゃめちゃ絵にしたいカットが続いた。

部屋番号を忘れたり、懸賞にコツコツ応募しようとしたりなんだかドジで愛くるしい一面と、最後の大立ち回りの勢いとがとても印象的だった。


キャスト★3.9 
ストーリー★3.6
プロット★3.6
バイブス★3.5
演出★3.8
音楽★3.9
映像★4.0
全体★3.8
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