がんびーの

パンチドランク・ラブのがんびーののレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
4.0
稀有な恋。どこかおかしい。でもすごく純粋。新しい恋愛映画。

PTAのことだし、すごいどんでん返しとか難解な展開とかがある気がしてすごく構えて観ましたが、拍子抜けする程ポップで可愛い、そして美しい映画でした。素敵な恋愛映画に出会えた。これぞ純愛って感じ。ありがとうございます。最高な気分です。

描写の美しさは文句なし。冒頭から美しい…。夕日が綺麗やね〜。PTAの画にはいつもため息が出ます。音楽も独特で素晴らしい。心理的な誘導を音楽がしてくれた気がします。主人公が焦っている時、怒っている時など、彼の心理状況に合わせた音がとても特徴的でした。あと恋してる時にずっと流れているメロウな曲も最高です。

A・サンドラーのドンマイな男なんだけどすごい素直な感じ、心を掴まれました。まああんな喧しいお姉ちゃんがたくさんいたらあんな性格になっちゃうよな…。

気の強い姉たちに囲まれて育ち、女性不信に陥ったバリー。そんな彼だったが、姉エリザベスの同僚リナと惹かれ合うように。次第に心の距離を近づけ合うバリーだったが、なんとなく利用したテレフォン・セックスのサービスをめぐるトラブルに巻き込まれる。「ザ・マスター」のP・トーマス・アンダーソン監督による異色ロマンス。A・サンドラー、F・シーモア・ホフマンら、実力派・個性派が織りなすアンサンブルも見どころ。

ぜひぜひぜひ
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