内容がこんなにも気持ち悪いし共感できるものが何もない。強いて言えば娘の気持ちくらい。
それなのになぜかすごく惹きつけられて最後まで目が離せなかった。
最初は娘の友達に一目惚れなんてする父親だなんてキモ過ぎと思って観てたんだけど、ケヴィンスペイシーはさすが。
女の子を見つめる恍惚としたおじさんの気持ち悪い表情がうますぎる。
娘としてはそんな父の姿を見るのはほんとに気持ち悪いしイヤだろうな。
アカデミー賞を獲った当初私は若かったからきっとこの作品を観ても「気持ち悪い」だけで終わったんだろうな。
今だからこそこの作品が評価されたのが理解できるんだと思う。
最後の方のケヴィンスペイシーと娘の友達とのシーン。そしてラストのケヴィンスペイシーの表情。隣人の男の秘密。
私のこの作品の評価は高いものになった。