このレビューはネタバレを含みます
主人公の設定が「録音技師」というのが面白かったです。
「音映画」という謎のジャンル分けが出来る作品です!
冒頭から作中何度かなぞられる「劇中劇の迫力の無い悲鳴」これは重いストーリーの箸休め的なギャグかと思って笑っていたらまさかラストに繋がるなんて…
見事でした…ネタバレ喰らわずに見られた事に感謝です!
最初の事故現場でカップルの話し声、カエルの鳴き声、フクロウの鳴き声をマイクで拾うシーンてショットが音に合わせて切替わるのが対象物との距離感や現場の静けさを表現できていてとても素敵でした。
(本編鑑賞後にそこのシーンを何度か繰り返しで見てしまいました)
終盤のあのシーンで地下鉄に乗れなかった事、車で事故してしまった事が悔しくて悔しくてたまりません!!
とても引き込まれました!
日本語吹き替えが収録されたBlu-rayが出ているそうなのであの悲鳴がどんな吹き替えになっているか気になります…
買うしか無い!ww
最後に思ったのは、冒頭の3流バイオレンス劇中劇映画を普通に見てみたいですw