2011年ドイツ映画(ホロコースト関連)
心揺さぶられる実話映画でした
起こった事が奇跡、信じられないような実話でした
久しぶりに泣いた!! 当事者たちの長年の気持ちを考えると、メチャクチャ思いがこみ上げてきて泣いた
※ネタバレ含みます
1940年代、ポーランドの強制収容所
ユダヤ人・ハンナとポーランド人・トマシュは恋に落ちる
トマシュはユダヤ人ではないがドイツ軍への抵抗活動家として捕まえられていた
トマシュは強制収容所でのドイツ軍の悪態を収めた写真のネガを抵抗活動の拠点に届ける使命があった
トマシュはドイツ軍の軍服を盗み、将校のフリをしてハンナを呼びつける
(かなりの危険行為、バレたら間違いなく即、射殺)
ハンナを他の軍事施設に移送する名目で強制収容所を2人で脱出する
一目散に逃げに逃げる恋人たち
トマシュの生まれ故郷に戻るがそこでもユダヤ人狩りは続いていた
トマシュは写真のネガを抵抗活動の拠点に運ぶ段取りがつき、ハンナを実の母親に託す(母親はユダヤ人を憎んでいる)
トマシュは2日で戻ると告げてハンナと一時、分かれる
トマシュは1週間たっても1ヶ月たっても戻らない
ハンナはトマシュに手紙を残しポーランドを出る
数ヶ月後にトマシュは戻るが、母親はハンナが病死したと伝える(手紙は渡さない)
30年以上たったある日、アメリカ在住のハンナはテレビ放送(インタビュー)でトマシュに似た人物を見かける
男性は強制収容所で出会った女性と2人で脱出したと話していた
ハンナは夫の仕事の成功パーティーの最中だったが、テレビ局やホロコースト行方不明捜索の関係先に電話をかけまくる
数日後、トマシュがポーランドで生きている事が判明する
ハンナの夫が快くポーランドに行くように促す
30年以上ぶりにハンナとトマシュは再会する(号泣!!)
メチャクチャいい話だし、これが実話とは本当に驚きでした
お互いに死んだと思っていた2人の長年の思いを考えても込み上げてくるものがあるが、ハンナの夫が超寛大で優しい、本当に素晴らしい人物だな~と感じた
非常に良い、ホロコースト関連の良作映画に巡り合えました