近未来、ウイルス感染によって超人的な知能と運動能力を得た新人類"ファージ"と、その能力を恐れる人類は対立、抗争していた。
人間政府がファージ絶滅の最終兵器を完成させたことを知ったファージ最強の殺し屋・ヴァイオレットは、兵器強奪に動き出すが…。
父に薦められて鑑賞。映画「リベリオン」と同じ監督ということもあり、アクションがカッコいい！
物語自体は理解しきれませんでしたが、授業中に考える中二病っぽい妄想を映像化しました！って感じが好きです。
**以下ネタバレあり**
アクションカッコいい！！映画「リベリオン」が男性主人公の中二病的妄想の塊とすると、本作は女性主人公の中二病的妄想の塊なのかなーと思いました。
身体の柔軟性を活かした体術(ネット情報によると新体操の動きを取り入れているとか！)や天井から現れ、次々と敵を倒す場面はカッコ良かったです。
あと、過去を捨て、情を捨てた主人公が少年とのやり取りで情を取り戻していく過程はグッときました。
一方で、次々と現れる敵の描写や新人類と旧人類の対立描写が薄い印象を受けました。
ショッピングモールのような場所で一般人が差別や感染を恐れる様子がないのが残念でした。新人類を嫌がってるのって、政府だけでは？と思ったり。
そもそも超人能力と引き換えに寿命が短いのが新人類なら、殺さず生物兵器として洗脳するとか、監禁して寿命尽きるのを待つとか色々やりようがあるんじゃないかなーと思いました。
洗脳なら、洗脳済みの新人類と主人公のバトル。監禁なら、監禁された仲間を助け出す主人公とかの話が出来そうじゃない？と妄想してみたり。
美人女性主人公のキレキレアクションを見たい人にお薦めです。父には映画「リベリオン」を薦めてみようかな。
2023-41
