ポーラーベアは
生まれてから 約2年ほどの間
母親との生活の中で 生きる術を身につけ
その後は
交尾の時期以外は 群れることなく
孤独に生きるそう
クヌートを育てた トーマス・デルフライン氏は
クヌートが生まれてから 2年の月日を迎える前に 急逝しています
まるで
クヌートのひとり立ちを 見届けたかのような タイミングで。
極北の自然の摂理と 同じサイクルの中に
デルフライン氏も すっぽりと入り込んでしまったかのようにしか見えない
そこまで、母親してたんですか!といふ
映画は
クヌートがもう
トーマス・デルフライン氏とは会えないことを告げて 終わる
それも現実。
※ はじめて外へ出た クヌートが
デルフライン氏の通勤用自転車のサドルに噛みつくシーン
氏の「Nein!…Nein,Nein,Nein,Nein,Nein,Nein,Nein,Nein!」(←「ノー」の意)
の声と
慌てて自転車を取り上げる姿が、何度観ても微笑ましく
笑っちゃう^_^