片岡千恵蔵の当たり役、御存じ
遠山の金さん!
兄に家督を譲った旗本の次男坊
は、放蕩三昧で長屋の人気者。
しかし、今作での金さんはまだ
北町奉行や南町奉行といった
権力者ではなく、正真正銘
ただの遊び人。
え?それって大丈夫なん?
どうやって悪人を裁くの!?☆
…それは、観てのお楽しみ♪
長崎奉行である父が、抜け荷の
疑いをかけられる。
身動きの取れぬ父に代わり、
事の真相究明に当たる金さん。
もう、最後にどうなるかは判って
いるので(笑)、ご都合展開により
捜査はトントン拍子に進む。
そう、もはや余計な横展開は不要!
―――襲い来る刃物!
―――突き付けられた拳銃!
だが心配無用。そんなモノ、
もっさり合気道の達人である
金さんにはカスりもしないぞ!☆
千恵蔵御大といえば、あの
ドスの効いたダミ声による、
猛犬の如き唸り…そして恫喝!!
まさに、これぞ遠山の金さんだ。
でもコレって、将軍家慶が一言
「ならぬ」と突き放してたら
どうしようも無かったよね。(笑)
まぁその辺りの御都合展開も
含めて、痛快時代劇!♪