このレビューはネタバレを含みます
完全に作品で描いてる年代が自分に直撃で心に突き刺さりました。
ユウスケエンドもすごくわかる。好きだ好きだと思ってもいざその好きな人から告白されると逃げてしまう。
ナズナが母親に連れて行かれるのを止める事が出来ず見てるしかないノリミチ、その後ナズナの気持ちを裏切ったユウスケを殴る事しか出来ない事もわかる!
本当に子供は無力だ。
ノリミチエンドも先にユウスケエンドを見ているから本当に切ない。
結局ノリミチはナズナの気持ちや悩み、家庭環境など何も知れないまま終わる。
「二学期が楽しみだね」
ナズナはそう言うが二学期にはナズナの姿はない。先生達も真実は子供達には伝えない。
二学期のノリミチの心境を思うと本当に切ない。
でも、ほとんどの男性が少年時代にこういう状況じゃなくともこういう気持ちにはなった事があるはずだ。
子供は自分ではどうにもならない事を受け入れる事で大人になるんだと僕は思う。
アニメ版が残念な結果で相対的にこっちの評価が以前よりも上がりました!