セイラ

レオン 完全版のセイラのレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
4.5
至極当然良い作品。
目を瞑るほどに激しい連射シーンもあるので心穏やかに観る映画ではないですが、何度観ても損はない。
アグラオネマとレオンの関係、マチルダのドレス、ゲイリー・オールドマンは本当に天晴。
少女とおじさんの同居生活の云々、といえばまあそうなんですけど
こんなに退屈ではない日々はあるのかと一種の憧れを抱いてしまいます。

あとはミルク。『時計じかけのオレンジ』でも思いましたが、ミルクは子どもの象徴なのかしら。
ミルクのおかげでレオンの成熟していないなにかを感じてしまいました。
それをレオン自身も分かっていることが示唆される下記のシーンがとっても好き。
L: You need some time to grow up a little.
M: I finished growing up, Léon. I just get older.
L: For me it's the opposite. I'm old enough. I need time to grow up.

‐‐‐何でもやるから、殺し方を教えて、のクッキー‐‐‐
ナタリーポートマンが大爆笑するレストランシーンも印象的ですが、
作り手の性的思考を感じてしまうような妙な感じもしたので
あえてここのシーン。
これは最近流行りの押し花クッキーの要領かな、、?
アクアビーズアート感だしたければ食紅を使えばよいと思いますが、
ここでは素朴なクッキーだとおもったのでバタークッキーにしました。
食べるときはぜひミルクも一緒に飲みましょ
‐‐‐
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