尊み秀吉

レオン 完全版の尊み秀吉のネタバレレビュー・内容・結末

レオン 完全版(1994年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

完全版、字幕を鑑賞。
全くどういうストーリーなのか知らず、有名であることとこのポスターだけは見た事があり、アマプラにあったので軽率に観ました。
ああ、きっとこの2人は結局別れて(それもたぶんレオンが死んで)しまうんだろうなと思いつつ。。でも、ラストの予想がつく映画=駄作ではありません。野良猫みたいな目で見てたマチルダのレオンへの視線が優しくなっていって、2人が仲良くなって行く様子がとても愛おしくて、2人で人を殺してる場面すら可愛く思えました。レオンのマチルダへの扱いというか反応というか、普通の恋愛感情では無いけど完全に子供扱いという感じでも無く、父娘とも違うような、でも愛情をもってるのが凄くいい。
レオン、一人暮らしのシーンでアイロンがけ、水やり、ちゃんとしてて頭の中に「#ていねいな暮らし」が浮かぶ。植木鉢とマチルダ絶対守るマン。マチルダを助けにいったり、かばったりするのが素敵。かっこいい。豚のミトンとか、植木鉢を毎朝外に出して夜に仕舞うとか、殺しの腕は最高なのに読み書きできないとかそういう完璧ではない面、可愛らしい一面があるのがとってもいいなあと思いました。レオンに感情移入したせいで、最終的に私は号泣する羽目になったんですけどね。最後は、ちょっとだけ期待したんですけどね。観客がラストにすこし期待するだろうっていうのも考えられてるんでしょうね。マチルダ、これから心配だな。トニーの事が、私はあまり信用できません。

良い映画でした。
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