yusukepacino

日本暴力列島 京阪神殺しの軍団のyusukepacinoのレビュー・感想・評価

2.9
懲りずにまたしてもこの手の映画を。
強烈なタイトルながら何とも微妙な作品。
在日韓国人のヤクザをモデルにしているがあまりそれは活かせていないと思った。
矢吹吾郎のトイレでシャブを打つシーンでの台詞で国が違うことによる悲哀は感じ取れたが。それも日本人が憂いているという加減。
キャストは菅原文太のいない『仁義なき戦い』のよう。ナレーションといい実録路線を踏襲した作り。ただ、もうこの頃になると深作欣二らの数作を除いてヤクザ映画もピークアウトした感がある。
あと、舞台上主要キャストの訛りが気になるのはこちらも同様。まともなのはメインじゃないが志賀勝とかぐらいのような。
やはり山下耕作監督は任侠映画だと再認識させられた。
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