片腕ファルコン

ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

2.9
イライジャ君の『フーリガン』という映画がありまして、その時にやたら気になるなぁと思っていたのが、レオ・グレゴリーというは俳優でした。なんという強面、顔面力!

そのレオ・グレゴリーが翌年に主演を務めたのがこの映画。
ローリング・ストーンズのリーダー、ブライアン・ジョーンズを演じております。

僕は、ローリング・ストーンズも通ってこなくてですね、ブライアン・ジョーンズの存在は全く知らず、バンド名の名付け親でリーダーだった事など初めて知る事ばかりでした!!

ブライアンもまたカート・コバーンやジミヘンと同じく天才ミュージシャン27歳で死亡するジンクスに該当しておりますが、その死の真相に驚愕しました。あくまで1つの説として映画化らしいですが…最も有力らしいです。

その生涯を偉大に描いているかと思いきや…基本的にはセックス、ロック、セックス、ドラッグ、ドラッグ、セックス、ドラッグ、、、
セックスとドラッグの比率がやたら多いです。リーダーのくせに音楽そっちのけで他のメンバーにも愛想を尽かされるほどのクズっぷり。この人がカッコいいのかどうか僕にはよく分かりません。

注目すべき点は、キース・リチャーズ役に今をときめくベン・ウィショーが演じております!そして、ウィショーのウィショーが拝める…と思いきやモザイク入りでした。モザイク越しからでもウィショーのウィショーが見たい方はどうぞ!!
ブライアンの前ではあのキースですらも霞んでしまうんですねぇ。
ミック・ジャガーはたぶん無名の俳優さんですね。そもそもあんまり登場してきませんでした。

結末もなかなか凄いはずなんですけど、映画としてそこまで完成度が高くないのはもったいないですねぇ。