スタートレックのネクストジェネレーションシリーズの映画化の中では、一番面白いのはこのファーストコンタクトだと断言できる。
何より、どこから見始めて良いかが一番悩ましい、そして勧めにくい本シリーズにおいて、最も入りやすい一本だからだ。
それは、地球が舞台になっているから。
この成功体験は、スタートレックイントゥダークネスにも活かされている。
まあそれは良いとして、
本作が一番面白いのは当然っちゃ当然で、何故ならそれはテレビシリーズにおける最強の脅威ボーグとの戦いを描く、という一番いいところ取りをしている作品でもあるからだ。
宇宙種族の多様性を認めていくのがウリのこのシリーズにおいて、集合意識が一つしかない半分機械の生命体ボーグというのは新しい集団概念で脅威として画期的な発明だった。彼らとの最終決戦というだけでも、もう十分ワクワクなのだ。
信頼のできる仲間と共に、かつてない強大な敵と戦い、勝つ、そんなシンプルな物語でもある。
うーん、本当に好きすぎるものはなかなか魅力をうまく伝えられない。。。
