当時中学生で、初めに小説を読んで衝撃を受け、夜も眠れなかった。でもその世界観に引きこまれいつの間にかすごくファンになった。1人ひとりのキャラの死に方を覚えるほどに(笑)
確かに、”惨殺”なのだが、実際にこんな状況になったらどうだろう?と何度も想像することで、普通に生きていることや殺しあわなくていいことをとても幸せに思った当時。
戦争の時代は常に「死」という恐怖と隣合わせだった。
現代は「死」を感じることは、特に自分自身への死を感じることはほとんどない。
そんな時に、私に”死”への衝撃、裏返せば”生”のありがたみを教えてくれた映画だった。