このレビューはネタバレを含みます
1950年代にとられたのかと思うと凄みが増す。今はPCソフトの合成でいかようにもなるけど、当時はフィルム上で魔女が登場する際の光の玉を作り、フェードさせていた。魔女を消すのも恐らく地面に穴を空けて逃がしたり、小人たちは子供と大人をいり混ぜて不可思議な世界観をスケール感をもって表現していた。
内容はシンプルでほっこりするものだけど、冒険ファンタジーワクワク感は子供から楽しめる。
と思えば、悪い魔女が家の下敷きになって死んだーと笑顔で大合唱する、時代を感じる画と言葉の切れ味。
SFX、VFXの初期の頃の作品になるのだろうか。節々に工夫がこらされ、想像が進む作品だった。