撮影を務めていた厚田さんが話すところがおもしろかった
彼は日本語で話すので、ヴェンダースはその場では通訳を介して彼の話を聞いているのだろうけど、映画ではその通訳された言葉をさらにヴェンダースが読み上げ、ついでに日本版ではそこに字幕が。。
厚田さん→通訳(ドイツ語?英語?)→ヴェンダース(英語)→字幕
と、何重にも翻訳が行われているさまを浴びるのが楽しい 後半にいくにつれてラグが生じるので(意図的なのかも)、それによってもさらに奇妙な気分になる とてもよかった
日本語話者としての楽しみ方だけど……
東京ってなんだろうということをもうさんざん考えている
日本人の不気味さ、異様さがよく出ていて嬉しかった
『東京物語』を見返します