RyanMihawk

墨東綺譚のRyanMihawkのレビュー・感想・評価

墨東綺譚(1960年製作の映画)
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日本文学の罪の塊のような話!
そして全てのカットが完成されており美しく無限の感動がある…
1カットでここまでできるのかという凄み
すこしカメラが寄って役者の立ち位置を移動してレイアウトが変わって芝居が続く
広くはなく廊下のない日本家屋の間取りが最大限生かされる構図の連続
ひとつの構図を無駄にしてない 決めた絵の中で手前に奥に移動、向かい合ったり顔を背けたりで全てが表されている
基本寄っていくカットのつくりをしているが奥さんに詰められるシーンだけはカメラが引いてふすまが閉まって役者の身体が下にフレームアウトする
夫婦ってなみなみならない・・・
奥さんになれる女とどうしたってなれない女がいる・・・
強いセリフのオンパレード
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