うまい…
泣かせるではなく
脚本とキャスティングで
観る者を唸らせる名作。
最初に書きます。
オススメです。
朝8時
7番街と3丁目の角。
毎日一枚だけ写真を撮るオーギー。
妻を亡くしたあと
新作が書けずにいる作家のポール。
あるトラブルに巻き込まれ
家を飛び出して来た少年ラシード。
3人の日常が交差する人情物語で
台本がとにかく素晴らしいんです。
言葉選びといい、タイミングといい、
こんなに完成度の高い台詞回し
なかなか珍しいと思います。
「煙の重さを計るには…」
タイトルまで秀逸。
燃えて灰になれば無だけれど
そこに確かに煙があったと証明できるなら
どんな人生でも
少し救われるような気がして。
本当に名作でした。
My 不朽の棚にランクインです。