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ダークナイトのmokemokeのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.7
クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』3部作の第2作目🃏

これはもう・・・ジョーカーの映画だな

冒頭の銀行強盗のシーン、スマートに狡賢く大金を手にするジョーカーにいきなり心を鷲掴みに🤡

ジョーカーが出てくる度に自分のテンションが上がっていくのがわかる

完璧に犯罪をこなしていくジョーカー🃏
ジョーカーはあまりに狡猾で、バットマンより1枚も2枚も上手なのだ

悪のカリスマといわれている彼の魅力に完全に引き込まれた

彼にとってお金は目的ではない
それを裏付けるとても印象的なシーンがある🔥

マフィアも警察もバットマンさえも、みんなジョーカーの手のひらで転がされている

そして、ジョーカーはコミカルで可愛い所もあり憎めない

人を思いのままに操る才能は、違う所で活かせなかったのか

数年前にホアキンの『ジョーカー』を観た時、アーサーに感情移入してしまった
生まれてから1度でも幸せを感じた事があるのかと辛い気持ちになった

そういう背景もあり『ダークナイト』のジョーカーもただ憎むべき存在とは思えなかった


ジョーカーは光を闇に変えた


「人はひと押しで落ちていく」
「ハハハ・・・」


🃏🃏🃏🃏🃏🃏🃏🃏🃏🃏🃏🃏



と、気付けばジョーカーの事しかレビューできていないが、もちろんバットマンや立役者3名も活躍する🦇

ヒーローモノはあまり興味を持てずにいたが、こちらの作品はヒューマンドラマとして観れるほどに脚本に魅力を感じた

やはり
《生まれながらの超人ではない、普通の人間なのにスーパーヒーローになったバットマン🦇》
そして
《クリーチャーでも宇宙人でも魔物でもない、普通の人間なのにヴィランとなったジョーカー🃏》
という、
《人間対人間》
というところに感情移入ができるからこそ惹かれるんだと思う

本当に1番怖い敵は
身体にも心にも攻撃できる
人間なのかもしれない



『ダークナイト』3部作は未見でしたがヒース・レジャーが急逝された事は知っていた

もっともっと彼の活躍を観たかった😢
残念でならない
でも彼は最高の〈ジョーカー〉として人々の心に生き続けることだろう



2026年に公開予定(2025年から公開延期になったそうです)の『The Batman Part2』(原題)では、我らがバリー・コーガンがジョーカー役を演じるのでは?と言われているようです😆

バリー・コーガンといえば『聖なる鹿殺し』『saltburn』での怪演が話題に✨
私も魅了された1人です🤭
彼がどんなジョーカーを演じるのか!
バリコーファンとしては期待しかない🤩
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