Tyga

ぼくんちのTygaのレビュー・感想・評価

ぼくんち(2002年製作の映画)
4.1
「ぼくんち」は必要か。

家族は一緒にいなくても良い。
しょぼい故郷も出て行くべきだ。
縛られないで捨てていかないと、でっかい社会には出ていけないのかもしれない。

それでも完全にゼロになるわけではない。
「忘れろ」とは誰も言わない。
ひとりで立てない時にちょっとだけよりかかれるもの。
それが「ぼくんち」なのだ。

とはいえ、基本はひとりで進め。

二太が家を出てから港に行くまでのシーンが素晴らしすぎて涙が出た。

矢本悠馬(子役)
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