再見。超傑作。
偽テレビ番組（実名出演）がトークショーで上映されていた映画内映画的なもので、さらにそれ自体がモキュメンタリー内の心霊ビデオで…みたいな何層ものメタ構造が改めてかっこいいなと。
「一見狂人だけど実は…」みたいな想像力の方向は、フィクションとしては大正解だし、そして実際の世界の有り様としても決して間違っていないはず。
ボートの上のショットめちゃくちゃ好きだ。ヒッチコックの『鳥』っぽい。
お面の造形も死ぬほど怖いし、ラストにかけてはエピソードや語りじゃなくて、強度ある画の力で魅せていく。圧倒的。
てか今見ると『すずめの戸締まり』じゃん。
