北斗星

ベルリン・天使の詩の北斗星のレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.0

高校生の時に友達と2人で観に行った作品。
懐かしくなりもう一度観た。 
当時、田舎の映画館で二本立て。 もう一本は「存在の耐えられない軽さ」だった。今思い返すと何だかどっちもすごい作品だったような....💦

友達は「存在の〜」が、私はこっちが何となく感覚的に良かったと感想を言い合った。帰りにお手洗いに行くと、何と学校の先生にバッタリ会ってしまいビックリした。


ドイツ、ベルリンの壁があった頃が舞台。と言っても、テレビで観たことがあるくらいで、歴史には明るくない。

当時は映画の意味はあまり解らなかった。
月日は経ち...
どうやら人々が日常の嘆きを繰り返している。誰にでも不幸の種がある。悩みの種が...。

画面は重苦しいモノクロから柔らかな光...カラーへと変わっていく。
それはまるで、長く沈み込んだ冬の夜から、晴れ渡った朝、また春へ移り変わるような明るさを感じた。


[かつて天使だった 
 安二郎
 フランソワ 
 タルコフスキーに捧ぐ...]


刑事コロンボの役者さんが、役のまんま出ていた。
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