【映像はすばらしい】
1959年の邦画。BS録画にて鑑賞。
戦前から戦後間もない頃の田園地帯や豪農の屋敷を映し出す映像がとても美しい。シネマスコープサイズを十二分に活かした、よく考えられた構図が…
このレビューはネタバレを含みます
「わたし、生きてたのかしら」
木下恵介のシニカルホームドラマ。
お嬢様と使用人の恋という、メロドラマによくあるいち場面を丁寧にしつこく追求することで、唯一無二の人間ドラマに仕上げてる。
冒頭とラス…
ど田舎の地主の家長支配と土地の閉鎖感。レベルはもちろん違うけど自分の実家の関係にも似ていたのでかなり感情移入しながらみる。嫁にいく数日前の深夜ふたり抜け出して抱き合ってキス。いやらしさとかそんなもの…
>>続きを読む木下惠介監督×岸恵子主演作品。大地主名倉家の長男の娘・さくらが嫁いでいく。見送る春子は、姿の見えなかった息子・捨雄が川に飛び込もうとするのを必死で引き止める…。19年前、小作人の娘・春子が、名倉家の…
>>続きを読む【2020/238】木下恵介『風花』1959。DVD。初見。これは凄い。戦中の大地主の息子と恋に落ちた岸恵子の女一代記、というか、木下監督、凄いな、マジで。登場人物の配置、音楽の挿入法、引きの構…
>>続きを読む地主と小作人の差別的な主従関係の中, 二代にわたって報われぬ恋に翻弄される親と子を描いた物語。
和紙に毛筆で書いたスタッフロールが流麗で,
ソフトのパッケージ↑はモノクロですが, 信濃路の田園風景…