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ボクが病気になった理由のワンのレビュー・感想・評価

ボクが病気になった理由(1990年製作の映画)
3.0
成人病をテーマとした3話からなるオムニバス。3つの話に特に繋がりはない。

第1話『マイ・スウィート・リトル・キャンサー』★★★
自分を直腸癌だと思い込んだ藤井俊太郎(勝村政信)は猟銃を手にビルに立て籠る。主治医の河野純子(鷲尾いさ子)のただの便秘という説得も効果はなく騒ぎは大きくなっていく。


おそらく日本で一番"うんこ"という言葉が連呼される。まあまあ面白い。


第2話『ランゲルハンス・コネクション』★★
人気キャスターの依田靖子(名取裕子)は糖尿病の予備軍。ところが、TVディレクター椎名亨(ラサール石井)の紹介でグルメ番組のリポーターに抜擢されてしまう。


合間合間にドクターによる糖尿病の説明が入るが全く必要とは思えなかった。


第3話『ハイパーテンション・ロード』★★★★
悪天候のため、名古屋の空港に足止めされてしまった高血圧の田辺正太郎(大竹まこと)はホテル側の手違いで女性の青山晶(中川安奈)と相部屋にさせられてしまう。


異常に気を使う正太郎とざっくばらんな晶のやり取りが面白い。スクリューボールコメディ風。3つのなかでは一番面白い。
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