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未知との遭遇のmasatoのレビュー・感想・評価

未知との遭遇(1977年製作の映画)
5.0
今はなき大阪梅田のOS劇場のシネラマの画面で見た覚えがある。僕のスピルバーグは『未知との遭遇』一択だ。

完全なる性善説とポジティブな思考に支えられた、いくぶん幼児性の強さは感じられるけれど、ここまで映画愛に満ちたSFもないだろう。思いつく限りのアイデアを詰め込んで、今流のVFXではなく、高度なトリック撮影であるSFXで、作品を作り込んでいく。

映画は夢だったなあ、と思い起こさせてくれる。

特に「特別編」でも「ファイナルカット版」でもないオリジナルは、円盤の中にリチャード・ドレイファスが消えていくところで終わるので、ファンタジー感が強い。
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