Natsuha

サラの鍵のNatsuhaのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
3.5
フランス国内の迫害されたユダヤ人の少女とその少女の痕跡を追う現代の女性が主人公の話

当時警察に連行される寸前、弟を匿おうとした少女はとても聡明だったと思う、、
しかしそのことがその後の彼女にどれだけの闇をもたらし罪悪感を覚えさせ続けたか、、、

なぜ現代の女性はサラの痕跡をあそこまで執念深く追っていったのか。
やや感情的で無鉄砲にも見える言動があるが、それは自身の無知さを痛感したためなのか、幼い子が戦争の悲劇の渦に飲まれたことに対して自身の子供を想い、憤りを覚え、せめて幸せであってほしいと願っていたからなのか、、
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